中国共産党 闇の中の決戦本ダウンロード
中国共産党 闇の中の決戦
本, 中澤 克二
平均的な顧客フィードバック : 5 5つ星のうち（8人の読者）
ファイルサイズ : 20.9 MB
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中国共産党 闇の中の決戦本ダウンロード - 内容紹介 2015年8月、天津で起こった空前の大爆発。これは習近平・中国国家主席を狙ったテロだったのか。不気味な不協和音が響く中国共産党の最高指導部内で、いま何が起こっているのか。「反腐敗運動」で政敵を次々に追い落とし、盤石を誇った習近平の体制が、いま揺れている。天津の大爆発、北朝鮮をはじめ周辺諸国との危うい緊張関係、南シナ海裁判での完敗、大失敗に終わった米中首脳会談、政権幹部を脅かす「爆弾文書」の存在、政権が発足して初めての側近失脚……。驕りゆえに難局を招いた最高指導者が置かれた現実と、激しさを増す党内権力闘争の裏側を、ボーン・上田賞記者が独自の取材にもとづき鮮烈に描く。世界の政治経済を動かす主要なプレーヤーである中国の動向を見通す上で必読の1冊。 内容（「BOOK」データベースより） 天津の大爆発は、習近平を狙ったテロなのか。不穏な動きを見せる中国の体制内で、何が起こっているのか。ボーン・上田賞記者が、独自の取材にもとづき鮮烈に描く。 商品の説明をすべて表示する
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天津大爆発は習近平の暗殺かも？という陰謀論から始まり、共産党を分析している本。残念ながら伝聞推測を含む2次情報が多くオリジナル取材は表層的。他の中国執筆陣（近藤大介氏、福島香織氏など）に比べるとかなり見劣りする。中国共産党研究の第一人者である（ご本人は物理学者だが人生の巡り合わせでそうなったしまった）遠藤誉先生の著書に比べると雲泥の差。権力闘争については『チャイナセブン』の足下に及んでいない。柯隆氏のような生情報もない。良くも悪くも（98％は悪くも、だ）ジャーナリストの本だと思った。小さな事実を元に煽るセンセーショナル重視、事実の奥の真相探求はきわめて弱い。個人的には習近平の周辺人物については勉強になった。李書磊はこの本で初めて知ったし、陳敏爾や劉鶴についても興味深い記述があった。とはいえ、劉鶴と王滬寧の関係などはこれまた面白さ優先になってしまい（陰謀論は面白いので否定はしませんが）、遠藤先生の分析と比べると著者の見立てが間違っている印象が強い。
de 中澤 克二
5 5つ星のうち (8 人の読者)
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